99年5月-1

 
「ハムを飼おうと思うんだ。」
 
いいんじゃない、でもね。と、せっちゃんは言った。
 
ええと、ゴールデンはダメ。あれは極悪ハムスターだから。
ちぇりぼーみたいなハムは絶対ダメ。
だって、家中かじるんだよー。
 
冷蔵庫、壊したし(コードをかじり切った)
テレビも壊したし(アンテナかじり切った)
タンスも鏡台も床も壁も柱もみーんなかじっちゃうし。
 
なにより、寝ている私の上をバタバタ走り回るのがダメ。
いまだに、たまに夜中に出るんだよー。(????)
なんかが走ってくんだよー、私の上。(!!!)
あれはね、絶対、夜中にちぇりぼーが来てるのね。
またゴールデンなんか飼ったら2匹で走り回られちゃうじゃない。
 
飼うんだったらジャンガリアン!
チビチビみたいに
かじらない、おとなしいやつ!
 
飼い主は、ゴールデンを飼うつもりだったので、
ちょっぴり悲しくなりました。
しかし、我が家ではせっちゃんに逆らうことはできません。
でも、まあジャンガリアンでもいいやぁ。と、
わりかし、いい加減な性格の飼い主はすぐ立ち直って、さっそく
ペットショップに向かったのでした。
 
さて、ペットショップに行くと、以前はデタラメに高価だった
ホワイトや、ブルーサファイアとかいう変わった毛色の
ジャンガリアンが、手頃な価格になっているのでありました。
 
げぇえ、前はパールホワイトなんか5千円以上だったのに、
千円台じゃん。しめしめ、こりゃもう決まりだね。
白いヤツ、白いヤツっと。
 
などと、感心しない言葉を吐きつつ、どのハムスターにしようか
物色する飼い主なのでした。
 
しかし、ノーマルグレイのジャンだと、どーしてもチビチビを
重ねて見てしまったりするので、他の毛色のハムを選ぶのは
飼い主にとって当然の選択でもあったのです。
(けっして、値段のせいだけでは無いわけね。)
 
で、飼い主が選んだハムはパール(白に背中が薄いグレー)の
一番小さくてひ弱そうでおとなしく見えるハムでした。
珍しく、少し慈悲深い気持ちになっていたので、そんなハムを
大事に世話してあげよう、なんて考えていたのであります。
 
 
だが、しかーし、
そんな思いで選んだハムスターだったのに、家にやってくると、
そのハムスターのくそ元気なこと。
1日の運動量は、チビチビの1ヶ月分位です。
走る、動く、かじる、食う、突然寝る、起きていきなり走る、
を目まぐるしく繰り返します。
 
せっちゃんなんぞ、
見てたら、なんか気持ち悪くなっちゃったよー。
とか言ってます。
(たしかに、見てると目が回りそうです。)
 
結局、その仔はペットショップで、たんに眠くてジッとしていただけだったのではないかと思います。
飼い主は、よりにもよって、一番元気なハム
選んでしまったようなのです。
で、問題がひとつ、
 
は、速すぎて写真が撮れない!
どーなる!?
ちぇりぼーハウス???
 
 
やっと、まともな写真が
撮れるようになってきました。
2頭身ないぞ!
でも、ほとんどはこんな写真
元気良すぎて、ブレブレ↑→
 
しかも、ジッとしてる時は
たいてい背中を向けてます。
 
困った仔だなあ。
ゴールデンだけが極悪ではない!
と、せっちゃんも気がついたようです。
手当たりしだいかみまくり
手を差し出すとチョロチョロよってきます。
イタイ、イタタタ
や、やめてください
テッイテテテ
かんべん、うううー
やややめてよぉー
飼い主、手、血だらけ
楽しそう