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こんにちは、ボクはチビチビ君といつも一緒にいたエサ入れのクマちゃん皿です。足腰の 弱くなったチビチビ君に、深いエサ箱ではかわいそうだということで昨年購入され、以来ずっとチビチビ君を見守っていました。
役目を終え、これから静かにしまわれる前にチビチビ君の最後を語っておきたいと思います。 チビチビ君が衰え始めたのは昨年末ごろからです。もともと内向的なチビチビくんは、まったく小屋から出ようとせず、また出てきたとしてもフラフラして痛ましいかぎりでした。 飼い主さんは、以前飼っていたちぇりぼーさんというハムスターを 特別に思っていたようで、ボクが来るまでビチビ君とは普通のペットとしてのつきあいだったようです。特別な思い入れは無かったと言っていました。 しかし、ボクが来たころからはマメに世話をやくようになっていました。普段はものぐさでいいかげんでちょっと人間的に良くないタイプの人でしたが、毎日特製の食べやすい餌を作ったり、チビチビ君を気にかけていたので、ボクは少し見直してあげました。
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| その週末、3月6日の夜、チビチビ君に異変がおきました。
腫瘍の一部が化膿したのか、顔は大きく腫れあがり、足腰はまともに立てないほど弱りきってしまったのです。 不思議なことに、普段はあまりお散歩もしたがらないチビチビ君が外に出してくれとしきりに訴えるのでした。這うようにしてケージの入り口にやってきて外に出ようと必死に体を持ち上げるのです。 飼い主さんも困惑していたようです。あきらかに体力が消耗しているはずなのに、外に出して大丈夫なんだろうか?小屋でじっとしていてくれた方が良いと思うんだけど....。 しかしチビチビくんは断固としてききません。外に出してくれるまで一歩もひかないのです。飼い主さんもこうなればチビチビ君のしたいようにさせようと決めました。
這うようにして飼い主さんとせっちゃんのもとに向かうチビチビ君。 残り少ない命がわかっていたのでしょうか? |
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その翌日3月7日、
飼い主さんは、泣いていたのでしょうか?ボクが見たその背中は、とてもさびしそうでした。 |
| 3月8日の朝を迎えました。
飼い主さんは勤め人なので会社にいかなくてはいけません。よっぽど休んじゃおうかと思ったようです。 家を出る前にチビチビ君の頭をそっとなでる飼い主さん。 チビチビくんはまぶしそうに顔をあげました。はたして腫れあがったその目に飼い主さんが映っていたのかどうかわかりません。でも苦しそうなチビチビ君が少し微笑んだように見えたのはボクの気のせいでしょうか。
3月8日未明
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