- それは先週、更新がすんだ直後の晩のことなのデチ。
- バンドの練習を終えたカイヌチが帰ってきまちた。
- 最近は良い季候で、割と調子のヨイちょろBは、
- カイヌチと遊びたくて、思わず「出ちて出ちて」攻撃を
- してちまったのデチ。
- 足腰が弱くなってからは、体力をつかうので
- あんまりこの荒技は使いませんデチた。
- 部屋にはせっちゃんがいたのデチけど、
- 眠そうなせっちゃんはケージをなかなか
- 開けてくれないのデチ。
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- 「散歩なんか出すと見張ってないといけなくて面倒だし、
- 飼い主帰ってきたから、後で出してやればよいね」
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- 「うー、せっちゃん、出してくれる気配がないのデチ。
- もっとハデに出ちて攻撃しないとダメデチね、
- エイッ、出ちて!出ちて!出ちてー!」
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- ズルッ
- あっ、ケージの入り口のすきまに足を滑らしちゃったのデチ。
- あ〜、落ちそうデチ。ヤバイデチ。
- ドサッ
- 「あーーー、足がーーー。いたいデチいたいデチ。
- いたいいたいいたいいたいいたいーーーー」
- ジタバタジタバタジタバタジタバタ
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- 尋常じゃない気配にせっちゃんが気付きました。
- ギョッとした顔でせっちゃんが叫びます。
- 「キャーッ!ちょろBがー!(飼い主)早く来てー!」
- 慌てて部屋に駆け込んできたカイヌチは、
- ケージのすきまに足がひっかかって逆さになって
- 暴れているちょろBを発見しました。
- 足が変な方向にねじれてしまっているのです。
- 「いたいデチいたいデチ。助けて助けてーーーー!!
- ジタバタジタバタジタバタジタバタ」
- ケージを開けようとしたカイヌチですが、うかつに開けると
- ちょろBの足がさらにねじれてしまいそうなことに気付きました。
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- 「早く、早く、いたいデチ、いたいのデチ。
- 死んじゃいそうデチー!」
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- カイヌチはケージの入り口部分をぐっと横にゆがませて
- すきまを広げるようにしてゆっくりっとケージを開けたのデチ。
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- 「うぇーん、やっと助かったのデチー。
- うぇーん、足が変な方向むいてるのデチ。
- 痛いデチ。全然動かないのデチ。うぇーん、うぇーん、」
- ひょっと見上げると、カイヌチとせっちゃんが蒼い顔して
- ちょろBを見ているのデチ。
- 「うぅーっ、なに心配そうに見てるデチか。
- ちょろBは平気デチよぉ(痛痛痛タタ)。
- ほら、ちょっと足が動かないけど、
- 歩けるのデチ(痛いデチ痛いのデチ)。
- ほら、ほら、平気デチよ(ううー、痛いデチー)
- ほら、どうデチ、どうデチ」
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- 片足が変にねじれて、ぷらーんとしたした格好で
- ちょろBは飼い主の方に歩いてきます。
- ヨロヨロヨロ。バタっ。ジタバタジタバタ。
- ひっくりかえって起きあがれません。
- 「もういいから、ちょろB、もういいから。
- ねえ、じっとしててよ、ねえちょろBったら」
- せっちゃんも泣きそうな顔です。
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- 「カイヌチと遊ぶのデチ。お散歩するのデチ。
- (痛タ痛タタタ)これくらい平気デチ」
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- ちょろBはちっともじっとしていません。
- 飼い主に必至に大丈夫なんだと言いはってます。
- 困った飼い主は大好物のヒマタネをホオ袋いっぱいに
- ほおばらしてあげました。
- ちょろBもやっと満足したようです。
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- 「折れちゃったかなー。
- 明日様子みて動物病院に行ってみようか」
- 飼い主とせっちゃんは深刻な顔をして話しこんでいたのデチ。
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- 翌日、足は引きずったままだったけれど、
- 特に外傷もなく、はれている様子もありません。
- 食欲もそこそこあるようです。
- 病院には行かずもう少し様子を見ることにしました。
- ちょろBも事故直後のような無理をせず、
- 自宅で静かに療養していました。
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- 数日すると、力の入らなかった足もようやく
- 元に戻ってきたようです。
- すこしヨタヨタしながらも、普通に歩けるようになってきました。
- どうやら骨折ではなく、捻挫程度ですんだようです。
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- 今日、ちょろBは事故後、はじめて「出ちて」攻撃をしました。
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